消費税増税

  • 2010/06/18(金) 22:35:33

こんばんわ、たくです。
特別記事として、最近急に浮上してきた消費税増税についてちょっと書いてみます。
まぁこの記事は読んでて疲れるかもしれないんで、興味のある方だけで^^

まず、なぜ消費税を引き上げるのか?という一番の理由は40兆の歳入で90兆の予算を組むからです、以上。
と書いてしまうと身もフタもないけどホントのことだからしょうがない。
で、歳入を増やすために、消費税率を上げればそれだけ増収になるってムシの良いことを考えてるんです。

実はそれが大きな間違いで、間接税を引き上げるとどうなるかというと、これまでと同じ質の商品やサービスで税込価格だけが上がるわけだから需要は必ず減ります。これは普通の値上げと同じ結果をもたらします。(需要の価格弾力性)
さらに、企業側からすれば売上数量が減少するのは確実なので、売上高確保のためには値上げもしなければならないかもしれません(10月からのタバコ税の増税でJTは本体価格の値上げをします)。
というわけで更に税込価格が上がる→更に需要は下がるという仕組みですね。

そうなると全体の経済としては、可処分所得の減少によって個人消費支出が減り経済が滞ることになります。
とりわけデフレ不況のときに消費税を上げるとどうなるか。
ますます需要が下がるだけってことは賢明な読者の方々には簡単にわかりますよね。
下手をすると税収が増えるどころか減収もありえます。(タバコでは約5000億の減収の見込み)

また、よくマスコミや政府が言う「日本の消費税は欧米に比べて安すぎる」というのには騙されないで下さい。
欧米の消費税にあたるVAT(またはGST)では食料品や生活必需品は別立てで低率になっている(場合によってはゼロ)のが普通ですから。
その上、国民が受ける政府からの公的サービスは、まさに「ゆりかごから墓場まで」で、日本とは比較になりません。
日本の消費税はどんなセレブにも貧しい人にも一律の割合がかかるため、税の逆進性(逆累進性)がすごく問題です。

これまでは消費税だけの話をしてきましたが、新聞には与党民主党が所得税の引き上げも公約に入れると書いてありました。
この消費税と所得税のダブルの引き上げで完全に景気は冷え込みますね。デフレ不況時に増税ってどこの経済学なんだ?
実は今の時点でも、所得税の配偶者控除・扶養控除廃止、子ども手当の満額支給断念で、該当する子供がいる家庭でも結果的に所得税の増税になる世帯がすごい割合になるんですけどね。(もちろん該当する子供がいない既婚世帯や親を扶養しているような世帯は増税確定)

ではどうすればいいかというと、歳入を増やすには消費を喚起して景気を回復させるしかないんですけどね。
そもそも不況時に増税で財政健全化っていう発想自体がまるでわかんないですね。
っていうか、去年の8月に国債発行額は増やしません、消費税は上げませんって言ってなかったか?(笑)。

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この記事に対するコメント

消費税をいきなり5%上げるのではなく1%ずつとか段階的に上げるのはどうですか。
そのたびに消費税が上がる前の駆け込み需要があって景気が盛り上がらないかなw

  • 投稿者: 山
  • 2010/06/20(日) 21:35:28
  • [編集]

>はっしーちゃん
企業といっても中小企業は大変ですよね~。
コスト1円削るのにどのくらい苦労してるか・・・
モノが売れてるときならまだしも、この時期に上げて需要下がったら
どうなるんでしょう^^;

>山さん
良いところに目を付けましたね^^
上げる率も大事ですよね~、何事もバランスなんで。
タバコも30円程度の値上げにしておけば、5000億の減収とかなかったと思いますし。

  • 投稿者: たく
  • 2010/06/21(月) 06:36:29
  • [編集]

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